タイムシステムの基本フォーマットと弊社のノウハウを連携させるとビジネススキルを向上させる3つの基本的なスキルが導かれます。

1)1日のプランニング(デイリープラン使用)
2)仕事の棚卸(アクティビティチェックリスト使用)
3)自分へのアポイント

この3つのスキルを、タイムシステムで実践できれば、高価なシステム手帳も効果的に使えるだけでなく、何よりもあなたの仕事の質が間違いなく向上します。

1)1日のプランニング

□使用フォーマットは、デイリープラン
□セットアップは4週間分
□記入は当日の朝、10分以内で行なう
□決してスケジュール帳としては使わない
□あくまでも、その日をどのようにして使うか、どのように仕事を進めるかを考えるために使う
<方法>
|@Contacts欄に、その日、コンタクトしたい人、しなければならない人をリストアップ
|AActivities欄に、その日、やりたい仕事、やらねばならない仕事をリストアップ
|BToday's foucus欄に、そのなか(アクティビティ)で、一番大事な仕事を記入
|C左側の時間軸に、その一番大事な仕事を何時から何時までやるかを記入
上記4つのステップが終わったら、コンタクト業務から着手
左側の時間軸には、計画段階では欲張って多くの仕事を記入しないこと
|(一日の終了時点でその日行なった仕事を思い出して記入するのは可)
見開きの左側のページは、その日、発生する突発事項のメモ欄として活用すること
サンプル参照(旧フォーマット使用)

2)仕事の棚卸

□使用フォーマットは、アクティビティチェックリスト
□セットアップは3枚程度
□記入は週1回行い、2週間に1回はチェックをする
□自分の仕事を明確にすることと仕事を委任する(人に任せる)ために活用
<方法>
|@思いついた仕事をランダム(思いついたままに)に記入
|A優先順位の付け方のランクは、
A:今週自分がやること
B:来週以降自分がやること
C:他人(上司や部下など)に任せること
|BCの優先順位の仕事は、誰に、いつまでにの欄に人と時間を記入する
|C定期的にチェックをし、長期的に未処理の仕事を発見する
|長期の未処理は以下の2つの傾向に分かれる
|1)とっても大事・・・対応を検討に早期着手を実現する
|2)不要な仕事・・・すぐやめる、やらない(リストから削除)
サンプル参照(旧フォーマット使用)

3)自分へのアポイント

□使用フォーマットは、マンスリープラン
□セットアップは3ヶ月分
□月初に自分へのアポイントを記入し、自分への時間を最優先で確保する。他人とのアポイントは自分へのアポイントが終わった後、随時(発生時に)記入する
□1ヶ月の時間予算が一目でわかることと、自分の時間に優先順位の高い仕事を充てる事ができる
<方法>
|@他人とのアポイントが入る前に、自分の時間の確保として、自分へのアポイントを優先的に行なう
|A他人とのアポイントが、一日の50%を越えるような日は、自分へのアポイントは行なわない
|B自分へのアポイントが入れられる日は、1〜2時間程度を自分の時間として確保する
|Cマンスリープランの左側にアポイントを記入し、右側には自分へのアポイントで行なう仕事や
|プロジェクトフローなどを記入する
低優先順位または不要な他人とのアポイントが排除できたり、仕事の先送りが減る
逆に高優先順位の仕事の時間が確保できたり、仕事の前倒しが可能になったりする
サンプル参照(旧フォーマット使用)

主催:日本タイムマネジメント協会 情報提供:行本 明説 賛助:タイムシステム