メールレクチャー ver.3

6)マネジメントモデル



このコースでは「仕事のしくみ」を社員、職員全員で共通認識すれば、個人もチームも組織も生産性が飛躍的に向上すると考えています。そして最重要の「仕事のしくみ」は一人一人がやっている仕事(作業)に着目すれば、誰にでもどんな仕事にもあてはまる「仕事のしくみ」を全員が認識できると考えています。
また多くの人はタイムマネジメントを時間管理と安易に理解しています。時間管理という言葉のニュアンスは理解できますが、言葉そのものはロジカルエラーをおこしています。この世の中に時間を自分の思うとおりに管理できる人は唯の一人もいません。時間を増やしたり減らしたり、さかのぼったり、昨日に戻ったり出来ないからです。誰もそんな意味で時間管理という言葉を使っていないと思いますが、時間管理と考えている人の多くが「10時から〇〇をしよう」とか「1時から何をしようかな?」と考えてしまいます。つまり「時間に仕事をはりつける」ことを何の抵抗もなく行ってしまいます。そんなことをしているから頑張る割には成果が乏しくなります。時間管理と思っている人は時間を主人公にして仕事を考える傾向が大です。本当のタイムマネジメントは時間管理ではなく「仕事の管理」が正解です。そうなると「〇〇は10時からしよう」、「××は1時からしよう」と「仕事に時間をはりつけて」みてください。多分それだけで見違えるほど仕事の成果が出てきます。 もうひとつ、大事なことが「仕事のしくみ」からわかります。
それは、私たちがやっている全ての仕事に内在している要素といえるものです。その要素は三つあります。「専門知識」、「さばき方」、「コミュニケーション」の三つです。仕事の上手な人はこの三つが長けているといえますし、仕事の成果が乏しい人はこの三つのどこかまたは全部に問題を抱えているといえます。取組んでいただいたWEB業務診断でこの三つのスキルの状態を各自で確認することが出来ます。
なぜそんなことがいえるかというと私たちの仕事は「自分一人」でやる仕事と「他人と共同」でやる仕事の二つしかありません。自分一人でやる仕事は業務処理とも言えるもので「専門知識」がなくては実施できません。他人と共同でやる仕事は情報処理とも言える仕事で「コミュニケーション」が不可欠です。そしてこの専門知識とコミュニケーションを最有効に機能させるのがさばき方の技術といえます。
窓口業務などのいわゆる「現場」はこの三つが同時に求められる形になっていると考える事が出来ます。
| 1)スキルアップ(腕前をあげる)の二つの道 | 2)スキルとストレス | 3)スキルと業務変革 | 4)人のしくみと生産性 |
| 5)仕事のしくみと生産性 | 6)マネジメントモデル |
 
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(C) The Association of Japan Time Management Popularization