四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2011/4/1発行
 「本当のマネジメント力」

情報通信大手で今や日本を代表する経営者でもある「ソフトバンクの孫正義さんもチェーンメールに参加」というような記事をヤフー携帯でみました。内容は精査していませんが、チェーンメールだけでなく情報について嫌というほど考えさせられることになった今回の震災です。
日本政府の公式発表と他国の政府の公式発表にもかなりの情報の差異が感じられます。そのあたりもデマメールやチェーンメールの温床にはなっています。
「どの情報を信じて良いのか?」「この情報はほんとにあてになるのか?」の疑心暗鬼のなかで日々生活するのは、思いのほか負荷がかかります。
それと同時にいかに脆弱な情報環境の中で生活してきたかも思い知らされます。ツールや道具は確かに情報化時代ですが、それを運用する、活用する私たちの情報に関わるマネジメント力は極めて稚拙です。更には情報マネジメントだけでなく、物事の運営をするマネジメント力も稚拙です。いってみれば、読者の皆様のお怒りを受けることを覚悟で、幼稚園児や小学校の低学年の子供たちに、大学院で使うような道具、ツールを使わせているようなものです。極めて危険です。
今をどうするかもすぐにでも解決しなければならない状態ですが、実は22世紀にどう繋げるかをそれ以上に議論し、はっきりさせなければならない状態だと思います。
このままでは22世紀はやってくるでしょうが、我々の子孫は過酷な状況で22世紀を迎えることになってしまいます。
対策は簡単だと思います。誰にでもどんな仕事にも当てはまる、仕事の原理原則が具体的な形で手に入れることができる状況です(小協会の理論、ノウハウは完ぺきではありませんが、かなりいけてると思います)。いってみれば数学の公式や物理学の法則のようなものです。この仕事の原理原則に外れた形で情報を発信したり、危機管理を行うから成果も遠く、費用もかかり誰も幸せにはなれません。
いまこそ、真剣に新しいマネジメントの考え方とスキルを個人も組織も手に入れる時だと痛感しています。同時に今まで以上にその考え方とノウハウを広めていく覚悟です。
(ちなみにこれはエイプリルフールに絡んだものではありません。マジです。)


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