四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2011/3/1発行
「お叱りを受けて気付くこと」

当協会の新刊「12枚の魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント」のご購入者様から、巻末でご案内しております、魔法のシートのダウンロードWEBサイトのお申し込みがたくさんありました。
その際、あるお客様よりお叱りのメールをいただきました。
「この本は、シートのダウンロードサイト宣伝のための本ですか?シートを全部使いこなせる気がしません。」
「YさんとSさんの本(タイムマネジメント関連本)を足したらこんな本になるかと感じた。」
とのことでした。
出版した書籍は、もちろんお勉強のためのものであり宣伝目的ではありません。個人・チーム・組織のお仕事の腕前にあわせてお勉強できるように腕前ごとにシートを用意するなど、たくさんの工夫を施しました。日本にタイムマネジメントを普及すべく約20年間研究に研究を重ね、今の日本に合う形に作り上げたノウハウの集約本なのです。宣伝したいという思いより、日本に「効果の出る」タイムマネジメントを普及し、みなさまの生産性を向上するお手伝いをさせていただくことが目的で発行したのです。

近年、日本にタイムマネジメントという言葉が普及し、タイムマネジメントを扱う業者様がだんだんと多くなってきました。
例えば、「がんばるタイム」などは、タイムマネジメントの有名な取り組みの一つとしてよく取り上げられています。
しかし、組織・上司が仕事のはじめの時間を指示することは、やる気を長続きできる取組みなのでしょうか。
今回いただいたお叱りのメールをきっかけに、考え直すところがありました。私たちは当協会のノウハウが、効果の出ない、誤ったものに変化して伝わってしまうことを危惧しています。
当協会は営業活動をしておりません。そのため、他のタイムマネジメントを扱っている方々のほうが有名になっているのが現状です。
当協会のノウハウを正しく知っていただき、一人ひとりが仕事を楽しくできるよう、もっと頑張る必要があることを自覚しました。また、お叱りのメールで私たちの役目を再認識することができました。
まだまだタイムマネジメントの正しい普及への道は遠いなと改めて痛感しています。

 ―セミナー局 岸本 安未―


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