四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/9/1発行
 「お伊勢参り」


毎年、仕事で三重県に行くたびに足を延ばして伊勢神宮に詣でようと思いながら実現しませんでした。が今回四年越しの懸案事項を解決することができました。

5年前に、NPOを設立したときに名前は失念しましたが、伊勢神宮の宮司さんの書かれた本を読み、なるほど納得することが多く、それでこの宮司さんのいる伊勢神宮が気になったというわけです。

江戸時代からの、日本人の習慣としての伊勢参りではなかったのですが、伊勢神宮を参拝したことには変わりはなく、これで私も一端の日本人になれたと思います。

伊勢参りをするにあたり、色々と調査をしたら、おもしろいことがわかりました。日の出から日没までが伊勢神宮のお役目で、日没から日の出までのお役目は別の神社のお仕事という資料に遭遇しました。

そうなると気になる性格なので、ちょっと調べました。その神社は出雲大社のある島根県は日御崎(ひのみさき)にある日御崎神社です。というわけで日本の神様は二交代制で国の安寧を図っていることがわかりました。調べるだけではつまらないので、四年越しの懸案事項を解決した余勢をかって強引に夏休みをとって日御崎神社にも行ってきました。

これで私の24時間が安泰ということになるはずです。

ところで蛇足ですが、コンカイノ神社参りのキーワードは「はたらく」です。伊勢神宮の宮司さんが「働くと書くからわからなくなる。はたらくとは『はた]と『らく』の合成語。まわりが楽するのが『はたらく』の日本語本来の意味。」というこの一文が今回の神社参りのきっかけとなり、結果として神様も二交代制で日本の安寧のため「はたらいている」ことを知ることにつながりました。


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