メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2009/3/16発行
□仕事を変えよう□
***仕事の進め方のルール作り***

一つのルールがある組織に長期間定着すると、それはルールではなく、文化、風土となります。

限られた時間の中で、いかに上手に多くを処理するのかの共通の技術をチーム、組織で共有する(ルールにする)ことは、単にチーム、組織の生産性を向上させるだけではなく、チームカラー、社風として次世代に引き継がれることとを意味しています。

では、このルール作りとその定着はどのように行えばよいのでしょうか?

作業のステップは三つあります。まず最初は、現状の仕事の進め方を把握し、長所、短所を整理すること。次に仕事の進め方の原理・原則(本書の内容)を理解すること。最後に、現状と原理・原則からチーム全体、組織全体で取り組むべき具体的方法を特定し、OJTで定着を図ることです。

弊社では、個人、組織の仕事の進め方の診断もさせていただいています。ある種のクセのようなところもあるので、自分一人で仕事の進め方の長所、短所を特定するのは難しいところもあります。

また、仕事の原理・原則については、本書を教材に勉強会を開催するとか、または、弊社のタイムマネジメントのトレーニングコースを受講するとかしてチーム全体の共通認識としておく必要があります。

最後のOJTについては欲張らず、期間を定めて、一つずつ着実に定着させていくことが大事です。具体的な手法が一つでも定着すると、生産性は、それ以前と比較すると、確実に向上しているはずです。

このルールの策定と定着は、リーダーの重要な役目です。毎週一つのテーマを取り上げて実施すれば、年間で50を超える新しいスキルが身につき、定着します。そのとき、新しい神話、伝説が始まることになると思います。

●ルールの定着・企業文化
 ステップ1:現状の仕事の進め方の把握
 ステップ2:仕事の原理・原則の理解
 ステップ3:新しい仕事の進め方のOJT



=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p178より引用=


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