メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2009/3/1発行
□仕事を変えよう□
***コミュニケーション環境の創造***

コミュニケーションは仕事を上手に進める上で重要な要素であることはすでに説明しました。また、成果の出せるチームをつくるにはコミュニケーションの環境づくりも重要な作業であることも説明しました。

ところで、みなさんの職場では、コミュニケーション環境は十分満足いく状態でしょうか?多分、多くの方が、その評価、判断の方法すらわからないと頭を痛めていることだろうと思います。

コミュニケーションの環境づくりで、大事なことは一つしかありません。それはすでにご説明した情報の公平化を実現できるしくみがあるかという一点だけです。

情報の公平化は、「同一情報」を「同時に」「全員に」の三つのポイントがあります。これを実現できる環境があるかどうかで判断・評価をすればいいわけです。

具体的には、朝礼とか全体会議とかは、情報の公平化を実現するしくみです。またEメールも同様に公平化を実現できるしくみとして活用できます。

しかし、多くの企業でEメールを導入しても成果の出る強いチーム、会社になったというお話はあまり聞きません。その理由は簡単で、情報の公平化の道具として活用していないということです。チームリーダーや、トップの方々からの情報発信がなければ、それは、情報の公平化とはいえません。また、情報の公平化は、チーム全員の「やる気」を引き出すための概念ですから、朝礼や全体会議をやっても「やる気」が出ないのであれば、やはり情報の公平化は、実現していないということになります。

わが社が情報の公平化の道具として、ボイスメールを推奨しているのも、発信者の気持ちが伝えやすく、それがチーム全員の「やる気」につながるからでもあります。

●コミュニケーション環境の創造・整備
 ↓
情報の公平化をサポートできるかどうかがポイント
 ↓
 ・一斉同報のしくみ
 ・やる気を喚起
 ↓
□道具としてのEメール、ボイスメール
□ソフトとしてのコミュニケーションスキル


=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p176より引用=


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