メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2008/9/16発行
□タイムマネジメントで改善、改革□
***今を変える目標設定法***

思いを数値化(具体化)するのが、目標の設定です。では、どうやって具体化すればいいのか?今後二つの手法を紹介しましょう。

まず一つめが、改善型の目標設定法です。これは、昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも明日の自分と、少しでもランクアップし続けようという発想の手法です。まず、今の自分をしっかりと見つめ、長所と短所を把握するところから始めます。長所を少しでも伸ばしていく。短所を一つずつでも解消していく。そのための目標設定というわけです。

手始めとして、以前紹介したワークスタイルのシートを利用するのもよいでしょう。これは、今の自分をしっかりと把握し、長所と短所を認識するためのものでもあります。タイプA、タイプBのいずれも、それぞれに特徴的な長所と短所を列挙してあります。それを一つずつ、目標として設定する。

あるいは、タイプA、タイプBとも、どちらが良い、悪いというものではないが、いずれかにあまりにも偏ったスタイルは、やはり問題です。ですから、たとえば極度のタイプAであるウルトラAという人は、一つでもタイプBの特徴を身につけるように目標設定するのも、効果的です。

また、長所を伸ばすか、短所を改善するのか、いずれを優先すべきか?それは、みなさんの仕事の調子のよって判断すべきでしょう。仕事がうまくいっているときは、えてして慢心が生まれ、思わぬチョンボをしてしまうことがあるものです。それを防ぐためにも、短所の改善を目標としたほうがいい。逆に、仕事がうまくいかないときには、ついつい短所に目がいきがちです。しかし、落ち込んでいるときこそ、自分の長所に目を向け、自分の良さを伸ばすことを心掛けるべきでしょう。今の自分よりもワンランクアップ―これが改善型の目標設定です。


=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p152より引用=


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