四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2010/8/1発行
「業務ミス」

今年ほど「業務ミス」を考えさせられる、考えさせられた(これ以上生じないことを祈って過去形で)年はないかもしれません。
年明け早々、小協会のスタッフがほとんど総入れ替わり状態となり、年初は業務に慣れないこともあり当方の事務作業のミスが大変目立ちました。皆様にも、ご迷惑をおかけしたことと思います。
小協会のスタッフには、ミスが発生するたびに各個撃破で改善策を講じて、業務ミスの撲滅、発生の減少を目指して来ました。
その甲斐があってか、半年が過ぎたあたりから業務ミスは激減してきました。
ところが、先月あたりから、またお仕事が順調に進まない状況が散見されるようになってきました。振込み(入金)の遅れや書類の未着、約束された回答の遅延など、「あれまあどうしたのかなあ?」ということが続いています。
ちょうどNHKのBSでスターウォーズを一挙放送していたので、ダークサイド(暗黒面)の小協会業務への妨害?かと思いたくなるような状態です。
そこで、再度お客様との接点でのコミュニケーションのありかたを、問題が生じた事例ごとにスタッフと協議し、改善策などを模索しました。 しかし、当方ではいかんともしがたい原因も残念ながらかなりあります。お客様の社内での連絡ミスや単純な業務処理ミスなどです。
どうも長いスパンで振り返ってみると、今まで業務処理ミスをしなかった会社でミスが起こっているようです。小協会との業務にだけミスが生じているとは考えにくいので、従前に比較するとミスが多発する業務処理状況になっているのではないかと危惧されます。
小協会のお客様の企業のいくつかでこのようなことが発生しているということは、ひょっとすると日本全体でみると従前では考えられないような業務ミスが頻発しているのかもしれません。
業務ミスの多発は業務処理スキルの低下を意味します。
今、日本の会社はスキル低下に直面しているかもしれないと感じざるを得ない暑い夏です。
ただ、暑さでぼうーとしてのミスならいいのですが、どうも根底からビジネス現場が変わり始めているような気がします。


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