四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2010/7/15発行 
「一日の一番大事」

先日ある化粧品会社さんの美容部員の方々を育成する指導責任者のみなさんとトレーニングを実施しました。

半年に一回の実施で、今回で三回目となります。毎回課題(宿題)を出してのトレーニングなので三回目ともなると、みなさんかなりのタイムマネジメントマスター?と呼べる状態に近づいています。
今回の課題は、「一日の一番大事」です。北は北海道から南は九州まで、仕事のフィールドは百貨店から街の化粧品店までと分析するには面白い状況の参加者の勤務地と仕事内容です。
提出していただいた「一日の大事」を小協会の極秘の分析手法で、解析したところ地域特性にはさほど差はありませんでしたが、仕事内容には明らかな差が生じていました。
その結果を、トレーニング前に発表したところうなづく人やら、隣同士でコメントを言い出す人など、どうやら実態を的確にとらえた分析結果だったようです。
BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング:業務の流れを分析し無駄な作業工程を特定し効率の高い業務フローを再構築する)手法では、とうてい把握できない仕事の根っこの部分の実態が参加者の方々の共感を生んだようです。
BPRのように全ての仕事を分析しなくとも、「一日の一番大事」な仕事を分析するだけで様々なマネジメントデータを抽出し、業務改善などに活用することができる良い手本がまたひとつ増えたトレーニングでした。


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