四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2010/6/15発行 
「わがままをさせてもらいました。」

先週、この20年間で初めてのことをするはめになりました。

それは、日程が決まっている企業研修を私の気分的な問題で取りやめ、キャンセルとしました。
その研修の参加予定の方々には大変ご迷惑、失望をあたえたかもしれませんが、あえてわがままをさせていただきました。
小協会のタイムマネジメントのトレーニングを受けるには、二つの方法があります。
ひとつは小協会に直接コンタクトをしていただいて、詳細を詰める方法と、もうひとつは小協会がノウハウを提供しているセミナー会社、研修会社さんと詳細を詰めて実施する方法のふたつです。

今回、わがままをさせていただいたのは、後者のパターンの研修でした。3年目になる長い研修プロジェクトです。
取組みの当初より、この研修会社さんとはスムーズにいかなかったのですが、なんとか我慢を重ねてここまでやってきました。
我慢の具体的な内容は、小協会に相談もなくお客様と料金を含めたコース内容を勝手に決められるということです。
さすがに研修日時だけは相談がありましたが・・。何度注意をしても「今回だけなんとか」というご担当の気持ちをくんでおりました。

しかし、今回「20人以上の参加の場合は、料金は○○でご請求ください。」というメールがトレーニング実施の数日前に突然届きました。
どうも小協会のノウハウを借りて商売をさせていただいているというよりは、「うちのお客さんで商売させてやっている」という感じです。
ああなるほど、何度も相談しても改善されなかった理由は、この姿勢にあるのだとやっと気が付き、今後一切この研修会社さんとは仕事をしないことを決断しました。
その結果、直前での一方的なキャンセルとなってしまいました。

小協会の職員からも「大人げない」とか「今回だけは」と諭されましたが、ノウハウ開発に至る様々な苦労を考えると譲ることができず、わがままをしてしまいました。
業務提携は難しい。
特に大手とのはです。
小協会のノウハウを扱う提携先のご担当おひとりおひとりが手前どもと同じ気持ちで、取組みをするのは難しいことです。
せめて、事前の相談をするというビジネスマナーは実施してほしかったなあ、どうしてそれができなかったのかなあと不思議に思うと同時に、業務提携のありかたそのものを再構築しようと思っている私がいます。

最後に、先週のトレーニングの参加予定の方々、およびその周りの方々に深く、深くお詫び申し上げます。


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