四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2008/11/1発行
 「ヒューマンエラー」


まずは皆様にお詫びです。このメールマガジンも本来は1日と15日の配信ですが、今回は連休があったとはいえ5日遅れとなっております。

実はメルマガの配信が遅れただけではありません。情報公開の時代なので正直に包み隠さず報告すると先月は、日本タイムマネジメント普及協会設立以来最悪の1ヶ月といっても過言ではありませんでした。随分とお客様にご迷惑をおかけしました。改めてお詫び致します。

具体的には、教材等の未着に始まり、お約束の提案書や見積書の提出遅れ、請求書の記載事項のミス、同姓名者へのメール配信ミスなど、ヒューマンエラーのオンパレードでした。現在体制立て直しに全力を注いでいるところです。

仕事のさばき方を指導している小協会にとっては、しゃれにもならないことです。私としても血圧が一気に上昇する日々の連続でした。

その原因を考えるに、小協会での指導内容で分析してみます。仕事の処理には「やる気」と「やり方」がセットで存在します。今回の失敗に共通しているのは、「やり方」には問題がなかったと表面的には思われます。それぞれの業務に手順を明確にし、チェック体制もできていました。その方法で今まで問題は発生してこなかったことから「やり方」には問題がなかったととりあえず考えることにしました。もう一方の「やる気」については、いろいろと問題がありそうです。長年やってきてマンネリも生じていたでしょうし、今年の春以降の業務量の急激な増大もあります。また多忙により私と事務職員とのコミュニケーションが希薄にもなっていたとも思います。「やり方」ははっきりしていたが「やる気」に問題が生じ、そのはっきりしていた「やり方」を実施できなかったというのが今回のお粗末の基本構造だと思います。マンネリによる油断、多忙による集中力の欠如、コミュニケーション不足による目的の欠落などがその主な原因です。

そして一番の問題は、「やる気」に変化が生じていたにもかかわらず、「やり方」に変更を加えなかったことです。つまり、これを管理不行き届きということになります。タイムマネジメントのコンサルタントとして深く深く反省です。

そんなわけで、今月から事務メンバーが1名増えます。9月には採用の方針を出していただけに、実際の就業も早くしていればと悔やまれますが、今月からは従来以上の業務処理を実現できる「やる気」と「やり方」体制の実現に励みます。


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