四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2008/10/15発行
 「営業現場力」


今年の夏から、マイクロソフトさんと共同で「CRM(カスターマー・リレーションシップ・マネジメント)」のセミナーや連載を実施しています。

CRMは一見、タイムマネジメントとは直接的な関係がないように思われがちですが、実はCRMやSFA(セールス・フォース・オートメーション)などの営業現場力の強化にはタイムマネジメントは不可欠です。それどころか、タイムマネジメントの要素がないこの手のソリューションシステムや営業力強化の取組みは間違いなく失敗すると断言させていただきます。

その理由は、タイムマネジメントを「ちょっとの努力で大きな成果が出る方法」と定義し、それを方程式にしてみれば容易にわかります。成果がでることを生産性として、生産性は時間(使った時間という意味で「投下時間」)を分母とし、出来上がりの仕事を「量」と「質」の掛け算で表現することが可能です。

つまり、

生産性=質×量/投下時間 と表現することができます。

生産性を上げるとは、投下時間を少なくすること、量を増やすこと、質を向上させることの三つの取組みから成り立っているといえます。

CRMやSFA、営業現場力の強化も生産性を上げる取組みのひとつの形態、パターンと考えれば、この生産性の方程式にそぐわない取組みは失敗するということになります。

時間を少なくする方法、仕事の量の増やす方法、仕事の質を向上させる方法はすべて「仕事のさばき方」としてタイムマネジメントにかかわることです。

その意味で、CRMやSFA、営業現場力強化のメインエンジンにタイムマネジメントがあります。

今年の夏に日本タイムマネジメント普及協会は、日本にもタイムマネジメントの市場ができ始めたと位置づけ、従来は一切行ってこなかった営業活動を今後は実施すると宣言させていただきました。

実は今回のマイクロソフトさんとの営業現場力向上セミナーなどは、その最初の取組みとということになります。

ぜひとも、一度営業現場力セミナーやマイクロソフトさんのWEBサイトでの連載などを ご覧いただきますようお願いいたします。


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