四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2008/5/15発行
 「ランキング1位」


4月の中旬に出版した新刊「見える化で社員の力を引き出すタイムマネジメント」(東洋経済)が4月の最終週に三省堂神田本店でランキングが総合で1位に入りました。新刊書でランクインするのは「最強の時間力」(エクスナレッジ)以来の5年ぶりのことです。感謝!

しかし、その翌週は10位にも入っていなかったのでどこかの企業が大量のまとめ買いをしたのではないかと思います。
ちなみに5月7日に東京全日空ホテルでマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏の講演が開催され、参加者に拙著が引き出物で使用されていたので、そのせいかもしれません。講演で配布されたせいか、その後まとめ買いが結構されているようでなによりです。

今回の書籍は、経営者、上級管理者を意識して書いてあります。是非ともご一読いただき今後の企業経営の参考にしていただければと思います。

ところで私のレクチャーを受講くださった方々はご存じだと思いますが「経営学はあてにならん」とか「ろくな経営学者がいない」などの私の発言(暴言?)は今後は慎もうと思っております。
理由は、ビル・ゲイツ氏の講演に研究者の立場でゲスト出演していらっしゃった早稲田大学大学院の根来龍之教授の講演に深く感銘したからです。講演の冒頭に先生は「私は経営学を教えていますが実は出身は哲学科です」とおしゃって一気に私の気持ちを捕まえてしまわれました。講演の内容も因果律にもとづく新しいイノベーションの導入成果判定にかかわることで大変面白い内容でうれしくなってしまいました。そうしたら講演の中休み中に根来先生が私のところにやってきて「この書籍の著者の方ですか、この本には哲学がありますね」とおほめの言葉をいただきうれしさはピークに達してしまいました。という訳で素敵な経営学の先生とお知り合いになれたので、今後は経営学の悪口は封印することにしました。

できれば、根来先生と共同で何かを取り組みたいなあとも考えています。


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