四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/7/1発行
 「けじめとしてのボーナス返上」


どうしてこんなとんでもないことがまかりとおるのかかなしくなります。

安倍総理をはじめとする政府要人の社会保険庁に対する「けじめとしてのボーナス返上」は絶対に認めてはならないことです。国の運営責任者としてボーナス返上する前にやることが山ほどあるからです。大事なことを後回しにする体質が社会保険庁の今日の悲劇、悲惨を招いたことは疑いの余地がありません。今からでも遅くはありません大事なことを後回しにする体質から決別するためにも、ボーナスを返上する前に「やることをやってください。安倍総理!」

また、社会保険庁長官の「自主的に返上すべき」発言もとんでもない話です。確かに社会保険庁は大きな問題を抱えています。しかし、そのなかでも自分の任務、業務に最大限の努力をしている職員をかなりの数私は知っています。長官の発言には、現場で必死に現状に向かっている職員が見えているのでしょうか?もし、見えていないなら即刻辞任すべきでしょう。歴代の長官が現場を知らず、兆単位のお金に係わる仕事をしていたから今が問題になっているのだと思います。もうこれ以上「現場を知らない人、知ろうとしない人」に組織の責任者を任すわけには行かないと私は思います。

勿論労使の取り決めを盾に怠惰に仕事をしている社会保険庁の職員のかたもいるでしょう。そういう方は、自主的に返上すればよいわけで、全身全霊職務を全うしている大半の職員の方は、胸を張ってしっかりとボーナスを受け取ってください。

返上金額の目論見をするような姑息な人間を長官にしていること事態に問題の本質があると思います。


0:ホームへ 1:戻る
2:上へ 3:次へ
Copyright (C) : JTIME