四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/5/15発行
 「四分の一」


先日テレビを見ていたら元モーニング娘の辻ちゃんの「できちゃった婚」が報道されていました。その日の夜のクイズ番組で昨年結婚したカップルのできちゃった婚の割合は?が出題されていました。なんと答えは4組に1組の割合でびっくり。

その余韻も冷めぬ数日後、今度はヤフーのヘッドラインを見ていたら、中学生の4人に1人はうつ症状という調査結果が載っていました。これまたびっくり。潜在的なうつは3人に1人とは聞いておりましたが、夢多き中学生の25%がなんらかのかたちで顕在的なうつというのは、教育再生どころの問題ではありません。

このうつの問題でいえば、当方のトレーニングの前に実施する事前診断や企業変革の取り組みの際に実施している各社員のスキルチェック診断で診断スコアが極めて悪く「要チェック」と判定される社員の方々の数が年々増加傾向にあるだけでなく、当方より診断先の企業様等に○○さんと××さんはスコアが心配なのでフォローしたいのですがと申し入れたところ、このところ三社連続で対象者が退職もしくは長期休業という状況になっていてびっくりなのと、もう少し早く診断やっていればなあと悔やまれました。

景気は上向き、企業業績も上向きですが、どうもひとりひとりの個人は違うようです。 なんせかんせ私たちの仕事の4分の1は、突発・割込みの仕事です。やろうと思ったことに投下できる月数は年間でいえば9ヶ月、一週間でいえば4日弱しかありません。焦ったり、いらいらしたりせざるを得ない環境で仕事をしているといえます。

我が身と我が心を守るためにも、是非とも当方の科学的なデータに基づいたタイムマネジメントでこの難局を乗り切っていただければと常々考えております。


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