四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2006/7/1発行
 「環境整備」


先日、あるIT関連会社の若手の1日コースを実施しました。今年で2年目ですが、フルメニューのコースを実施しています。Webでの事前診断、当日のレクチャー、フォローアップとしての16週間のWebでのe−ラーニングと、4週間後の2時間のフォローアップレクチャーです。いわば、現時点での当方の責任指導コースです。

休み時間に、スモーキングエリアで参加者の方々と談笑していた時、ある参加者が「タイムマネジメントも環境整備ですね」と声をかけて来た。「環境整備?」と質問すると、「はい、ウチは環境整備を会社で取組んでいます。先週の土曜日は、休日返上で全社員参加で、環境整備しました。」とのこと。オフィスの整理整頓を「環境整備」として取組む中小企業の存在は知っていましたが、上場会社で取組んでいるのを初めて知って、「環境整備も浸透してきたなあ」と感じると同時に、わずか入社1〜2年目で、タイムマネジメントのトレーニングを「環境整備」として捉えることのできる、この若者にびっくりでした。

「環境整備」も「タイムマネジメントの導入」も、社内の仕事のさばき方に、共通の考え方、処理の仕方を定着させ、個人と組織の力を向上させるという点では、正しく、同じだと私も思っています。

「環境整備」と同じように、タイムマネジメントが、この会社で全社導入されることを夢見ながら、4週間後のフォローレクチャーが楽しみになりました。


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