◎2006/1/19発行
　「ノー残業デーに勉強会？！」


先日ある企業のプロジェクトチームからのご依頼を受けてタイムマネジメントの勉強会を実施しました。就業時間後の勉強会でしたが多くの方が参加なさいました。勉強会の様子はテレビ会議システムを使って本社だけでなく地方の工場の方々もそれぞれの場所での参加となっていました。

開始前に控え室で待っていると、構内放送で「本日は早期業務終了日です。みなさん帰宅の準備をしてください。」と流れてきました。

思わず担当の方に「今日はノー残業デーですか？」と聞くと「はいそうです。タイムカードを押してからの参加になりますので、ちょっとスタートが遅れるかもしれません。」との返答がありました。更に付け加えて「多くの従業員に参加してもらうには、こういう日でないと難しいので・・」とのことでした。「残業は多いんですか？」とお伺いすると「多いと思います。今回は中堅従業員対象の企画だったのですが、管理職の参加も多く、結果として全階層から満遍なく申し込みがありました。みなさん苦労している証拠だと思います。」とお答えが返ってきました。

あーどこも同じなんだと感じながら、ノー残業デーにタイムマネジメントの勉強会をしなくても済む状況に一日でも早くなれるようにタイムマネジメントの技法を普及しなければと感じた瞬間でした。