四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/11/1発行
 「もっと大事なこと」


先日大阪のある企業様で一日の研修を行いました。平日は時間が取れないので休日出勤でのトレーニングでしたが、皆さん積極的に参加してくださいました。

後日、研修担当の方からいただいた参加者のアンケートを見てびっくり。そして反省しました。

アンケートには「気分転換のつもりかもしれないが、本題ではなく雑談・余談が多い。もっと大事なことのために、たとえばプランニングとかの説明を充分時間をかけてほしかった。」とありました。

タイムマネジメントのスキルの説明にもっと時間をかけて!という切実な声のような気がしました。今までは、この意見の対極にあるような「いろんなエピソードや、お話しがおもしろくタイムマネジメントに興味を持つことができあっという間の一日でした」というような意見が多かったので講演スタイルを特に変えようとは思わなかったのですが、今回のご意見はかなりショックでした。

さっそく、このアンケートを見た後の研修から、タイムマネジメントの直接的なスキルにフォーカスしたレクチャースタイルに変更してみました。

どうもタイムマネジメントに興味をもってもらおうとあの手この手でレクチャーを盛り上げようと努力してきましたが、そんなことが必要ない状況になってきているように思います。真剣にタイムマネジメントのスキルを身につけようと感じている人が確実にそして大変な勢いで増えているように思います。

先日もマイクロソフトさんと新宿ヒルトンでセミナーを開催しましたが、50名も集まればいいなあと思っていましたら、なんと200名弱の方が参加なさいました。

確実にタイムマネジメントが日本に根をおろし始めてきたかなと感じるふたつの出来事でした。


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