四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2003/12/24発行
 「一瞬はすべて、すべては一瞬」


“1年”という時間がいかに貴重かは、卒業試験を滑ってしまった学生にきくとわかります。

“1ヶ月”という時間がいかに貴重かは、未熟児を保育器の中で育てずっと待っていた母親に聞くとわかります。

“1週間”という時間がいかに貴重かは、多くの週刊誌の編集長に聞くとわかります。

“1分”という時間がいかに貴重かは、大事な電車に乗り遅れた“私”に自問自答できます。

“1秒”という時間がいかに貴重かは、その瞬間、そこにいて事故を免れる事が出来た人に聞けばわかります。

“0.1秒”という時間がいかに貴重かは、オリンピックで銀メダルを獲った選手に聞くとわかります。

いつの時も、どんな長さでも、大切で貴重な時間です。

日々、変わる環境のなかで自分自身も変わっていくこと、その積み重ねでまた組織が変わっていくこと、そこで費やされる1分1秒がいかに貴重なものか、を改めて考える時代に来ています。

皆様のご厚情のもと、私ども日本タイムマネジメント普及協会も設立1年の節目を無事、迎えることができました。出版、セミナー、個別指導と、この1年の活動を通じてタイムマネジメントの発想やノウハウが今、確実に必要とされていることを実感し、また同時に取り組むべき課題も明らかになって参りました。依然、厳しい社会状況ではありますが、「輝く個人」が手を挙げ集まってこそ、「明るい組織」が生まれるのだ、との思いを強くする昨今です。

2003年の御支援、誠にありがとうございました。

日々の精進を心に据え、皆様のご期待に沿うべく一層の努力をいたす所存です。

2004年も変わらぬ御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


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