メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2009/5/15発行
□仕事を変えよう□
***他人を変えるより、自分を変えるほうが簡単***

仕事が上手くいかなくなると、普通の人はその原因を探ります。この作業をしない人は、多分ビジネスゲームから退場させられてしまう人です。

しかし、その退場させられてしまう人より私流に言わせていただければ、「タチ」の悪いのが、上手くいかない原因を、「他人」に求める人です。

「仕事が取れなかったのは、上司の決断が遅かったせい」「取引先の対応が遅いので、目標達成できなかった」「数字が上がらないのは不況のせい」と、上手くいかない原因を他人に求めると、無限にその理由は出てくるものです。

確かに、「他人のせい」の部分も多々あると思いますが、このスタイルの「タチ」の悪いところは、改善なり向上の余地なり、発想がほとんど(まるっきり)ないということです。失敗なり、上手くいかない原因を他人に求める場合、自分がどうするかという、仕事を進める上で一番大事なことが、二の次、三の次になるだけでなく、不必要に相手・他人を責めることになったりで百害あって一利なしです。これからまだ、能天気に、原因も考えずにただただ、同じことを繰り返すほうが、救われる気がします。

タイムマネジメントの原点は、「自責」です。「他責」ではありません。何か問題があったら、まず自分のどこに原因があり、それが修正可能か考える事です。

他人のことは、基本的には、コントロールできないことですが、自分のことは、自分でコントロールできます。極論すれば、ビジネスにおいて、唯一コントロールできるのは、自分だけだと思います。

コントロールできない他人のせいにするより、コントロールできる自分のせいに考えたとき、光明が見えてくるはずです。

●仕事がうまく行かない理由
 ・上司のせいだ
 ・取引先のせいだ
 ・不景気のせいだ
 ★でも、本当は、自分のどこかに原因がある


=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p186より引用=


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