メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2009/4/15発行
□仕事を変えよう□
***簡単なノウハウ蓄積法***

ノウハウ(成果を出すための方法、コツ)がわかっていれば、時間は少なくてすみ、数をこなすことよりも可能で、ノウハウを知らない人より上手に仕事ができます。

しかし、同じ仕事を同じ期間やっても、ノウハウのたまり具合と活用方法は十人十色であるのも事実です。

そもそもノウハウの蓄積とはどんなことでしょうか?

これからの時代は、ナレッジマネジメント(ノウハウの共有化)が重要だとも言われます。しかし、実務ではノウハウの共有化が遅々として進まないのも事実です。

ノウハウの蓄積は、蓄積するのは誰かで考えると、二通りあります。一つは一人ひとりの個人が行う。もう一つは、チーム、組織が行うの二つです。ノウハウの共有化は、後者の作業の結果もたらされます。

ですから、ノウハウの共有化が進まない根本的な原因は、一人ひとりの個人にノウハウが蓄積されていないからではないかと考えることができます。

つまり、ノウハウの共有化を行う大前提は、一人ひとりの個人が確実にノウハウを蓄積することと言えます。

一人ひとりの個人が確実にノウハウを蓄積するために考えられたシートを実績向上シートと呼んでいます。

記入のしかたは簡単です。処理が終わった仕事(初めて取り組んだ仕事が望ましい)の反省をしてもらうシートです。ポイントは、うまくいった要因とうまくいかなかった要因を書き出して整理するだけです。この作業を繰り返すだけで、着実にそして確実にノウハウが蓄積されます。

企業によっては、チーム会議などで、このシートを持ち寄り、発表しているところもあります。この作業の正しくは、ノウハウの共有化作業ということになります。

●実績向上計画
@成功した業務にも、成功要因以外に必ず失敗要因が存在する。
A失敗した業務にも、失敗要因以外に必ず成功要因が存在する。
B同じように成功業務で伸展ポイント以外に改善ポイントが、失敗業務で改善ポイント以外に伸展ポイントが存在する。
Cそれぞれをしっかり捉えることが、仕事を究める重要なポイント
(成功しても冷静に、失敗しても落ち込まないように)。

捉えるために紙に書く

これがP・D・C
  ↓
改善策の策定実行
  ↓
継続することが大事
  ↓
ノウハウの蓄積
  ↓
業績向上


=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p182より引用=


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