メールマガジン「瞬〜またたき」
■今回のワンポイントレッスン

◎2008/11/1発行
□タイムマネジメントで改善、改革□
***反省は成功の母***

みなさんも、PDCサイクルという言葉を聞いたことがあるでしょう。多くの企業で、新人研修などで教えられる言葉です。Pはプラン(計画)の頭文字で、Dはドゥ(実行)、Cはチェック(見直し)です。

つまり、仕事をやるときには、まず計画し、それを実行に移し、完了したら、その仕事の成果を見直し、評価する。その見直しを次の仕事に活かし、さらに新たな計画、実行へと移るという、仕事の進め方の定番とも言える考え方です。

チェックとは、一つの仕事を終えたとき、うまくいったところ、うまくいかなかったところを確認し、整理するという作業です。仕事をやる度に、これを行う習慣さえ身につけていれば、ある程度の経験を積めば、誰もが仕事の達人になれるはずです。ところが、実際には仕事の達人は少ない。PDCのうち、計画と実行は誰もがやっていることですから、つまりはチェックを行っている人が少ないということです。

生産性の方程式の三要素の一つ、質を効率的に高めるには、このチェックを行うのが一番の早道なのです。一つの仕事を終え、チェックを行うことで、次の仕事では質がワンランクアップする。質がアップすれば、生産性が向上する。ですから、どんどん仕事をし、どんどん反省し、どんどん質を上げろというのが、ここでの私のアドバイスです。だから、反省は成功の母なのです。

仕事の質を上げるというのは、他人との差別化を実現するための、大きな武器です。仕事を遂行したら必ず反省するという、ただこれだけのことで、みなさんは会社の同僚や、ライバル企業の社員に対して、確実にアドバンテージを持つことになるわけです。競争力を身につけることは、市場で勝ち残るための必須条件ですし、リストラで生き残るための有効な武器となるはずです。

●チェックが大事
・P(Plan)
・D(Do)
・C(Check)←重要

ビジネスサイクルのC(チェック)が大事

スキルアップの王道

やる気さえあれば一生スキルアップができる


=「図解 仕事ができる人のタイムマネジメント」東洋経済新報社刊p158より引用=


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