四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2010/10/15発行
「熱心な読者」

今年の夏は暑い暑い夏でした。

夏が終わりいくつかの地方自治体で研修や講演をさせていただきました。

熱い参加者、熱い読者の方々と沢山接することができました。

どういうわけか皆さん、セミナー後にやってきます。

「サインお願いします。よろしいですか?」と
休み時間やお昼休みの時間があるのに、決まってセミナー終了後です。

休み時間やお昼休みに来ていただいてもよさそうなものですが、終了後です。

はずかしいからかなと思ったりもしますが、本の内容とセミナー講演の内容をおしまいまでじっくり聞いて確認しているのかなあなんて思ったりもします。

いずれにしても、セミナー中は私の本を机の上に出すでもなく、カバンやバッグのなかにそっと忍ばせて、終了後におもむろに取り出し、お越しになります。

奥ゆかしいなあ。やっぱり日本人で良かったなあ。とも思います。

そしてほとんどの人が同じようなことをおっしゃいます。

「本もわかりやすく面白かったですが、生の話は理解も深まり、本では理解できなかったこともよくわかりました。今日は参加してほんとに良かった。」

著者冥利、講師冥利につきる瞬間です。こういうことがあると、お金とは無縁の世界にどんどんとはまってしまいます。

ついついビジネスベースを離れて、喜んでくれる人がいればお仕事を受けてしまう私がいます。


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