四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2009/12/1発行
 「魔法のシート」

タイムマネジメントのトレーニングを開始して、今年で21年目です。もうじき22年目となります。早いものです。イギリスはオックスフォードで(大学ではありません、所在のコンサルティング会社)でタイムマネジメントの勉強をし、日本に帰る時、ヒースローまで見送りきてくれた先生から「アキは日本に帰ったら、休めないぐらい忙しくなって大金持ちになるよ。」と送り出されたものの、この20年間、お金とは無縁の世界に身を置くこととなりました。一向に忙しくも、当然お金持ちにもなりません。

イギリス・ヨーロッパと日本のビジネス環境、人材育成への企業の姿勢の違いがはっきり出ているようでした。

そんな中トレーニングの受講者から「あの仕事の成果の出る魔法のシートをください」という問い合わせが一昨年入りました。こちらとしては意味がわからず、聞き返すとセミナーのテキストレジュメについている仕事を上手にやるためのシートのことで、お客様が勝手に自分で「魔法のシート」と名づけて使っているとのことでした。

その「魔法のシート」の問合せのあと、仕事の依頼も増え始め、超多忙、大金持ちにはなってはいませんが、明らかに状況が変わってきたようです。

その意味では、わたしにとっても正しく、「魔法のシート」です。受講後のアンケートで一番使っているスキルは何ですか?の問いに一番がこの魔法のシートの一つである「一日のプランニングシート」、二番目が「仕事の棚卸シート」です。

2010年は日本中の企業がこの魔法のシートで、業績が魔法のように良くなればと考えている師走のわたしがいます。


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