四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2009/10/1発行
 「待ち受け画面」と「サインください」

今回はここ半年のセミナーの裏話を二つほど紹介します。

ひとつは宇都宮での初夏の出来事。もうひとつは先週の秋田での出来事です。

恐縮ですが、両方とも私の自慢話です。


宇都宮の工業団地内にある企業さんの労働組合での講演が終わり、宇都宮駅で新幹線の待ち時間が結構あったので、駅中の餃子食堂街で餃子を食することにしました。ポピュラーな餃子と梅餃子なるものを頼み、ひとり幸福なひと時を過ごしておりましたが、なにやら店員さんのひそひそ話がところどころ耳に入ってきました。次には、特別に用もないはずなのに店員が入れ替わり立ち替わり、水を交換したり、どうも私を覗き見しているようで段々気分が悪くなり、早々に出ることにしました。 キャッシャーで支払おうとした時です。いきなり色紙が私の目の前に現れました。唖然としていると「確か芸能人の方ですよね?」と恐る恐るの質問をされ、笑うしかありませんでした。店内には確かに芸能人の色紙が所狭しと飾られています。実は過去にもジャズピアニストの山下洋輔さんと間違われて色紙を出されたことはありますが、「確か芸能人?」はないだろうと思います。今年の冬から帽子を被るようになってから、どうも私の人生が微妙に変化しているようです。少なくともまわりの人の目が変わってきているのは事実です。うかつなことはできないとちょっと気が重くなった宇都宮でした。


先週、秋田でもサインを求められました。こちらはれっきとした?サインのお求めでした。私の書籍をお持ちになって、今日のセミナーの記念にと数人の参加者の方にサインをしました。 それを見ていたある参加者の方が、「写メいいですか?」と携帯をかざしてきました。今までサインの要望はありましたが、さすがに写メのお願いは初めてだったので思わず「どうして?」と聞いてしまいました。すると「面白かったのと、今日のセミナーを忘れないようにするため携帯の待ち受けにします!」と宣言されてしまいました。それを聞いていた他の参加者が「じゃあお二人で」と携帯を取り上げ、ツーショットされてしまいました。



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