四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2009/3/16発行
 「世界チャンピオンが参加するセミナー」

当方の一日トレーニングの締めくくりは「仕事の型」という名前のセッションです。一日のおさらい、サマリーをしながら4枚のシートを使って効率的・効果的に仕事をさばくための具体策もお伝えしています。

いつもこのセッションの始まる前に、参加者の方に質問をします。

「みなさんの中で武道をやるかたいませんか?剣道、柔道、空手、合気道などの有段者の方いませんか?いなかったら茶道、華道などの心得のある方いませんか?」
「はい、剣道やってます。」
「何段ですか?」
「二段です。」
「では、昇段試験で日本剣道型をやりましたね?型ってなんですか?」
「えええ!!?基本動作ですかね??」
「そうですね。これは私の見解ですが、基本動作を連続動作にしたもので、それこそ型どおりやっていれば下手な人も上手にみえる。そして日本人は形から入って心に到ろうとしているからだと思いますよ。とうことで本日の最後に当方で開発した仕事の型をご紹介しましょう。」

なんていいながらセッションを進めるわけですが、先日ある企業の研修で同じように質問したら、やや華奢に見える女性が手をあげました。

「お名前は?」
「○○です。」
「○○さんは何の有段者ですか?」
「剣道です。」
「何段ですか?」
「ろ、ろくだんです・・」
「ろ、ろくだん!?ほんとに?」

30前後の女性で剣道六段は只者ではないので、私もびっくり。

会場が盛り上がっている間に、携帯で検索したら、なんと二十代の時に日本チャンピオンになってらっしゃいました。

私も剣道の有段者ですが、いつもは私より段位が下の方しか参加していなかったのですが、今回は私の負けでした。ちなみに女性の場合は日本チャンピオン=世界チャンピオンなので、世界一の人がセミナーに参加してくださったともいえる一日でした。


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