四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2008/9/15発行
 「やばいセミナー」


セミナーとか講演は、当方のノウハウでいうと「他人と共同の仕事」です。対局は「自分一人の仕事」で書類作成やPC入力などの仕事です。

今月に入ってから、行うセミナーに変化が生じています。実はこの7月ごろからその兆しはあったのですが、参加者・受講者の方の集中が異常に高くてレクチャーを終わらせられないという状態です。特に今月になってから実施したトレーニングコースは、情緒的に言えば「名残惜しい」、ロジカルに言えば「もっと伝えたい」という状況です。この状況で終了時間が来たので、終わりにするというのはとてつもなく勇気のいることだと痛感しいる9月です。

案の定、受講後のアンケートにも「二日間コースで受講したかった」とか「もっと聞きたかった」とかのフレーズが目につきます。

どうも本格的にビジネス現場にタイムマネジメントや仕事のさばき方の技術が否応なしに必要になってきたのだと思います。多少は上手にはなったかもしれませんが、私のトレーニング技術や話術での影響ではないと思います。参加なさった方に今まさに必要な技術を、お伝えしているので極めて高い集中力が発揮されているのだと思います。その集中のピークが一日ずうっと続いているという「やばいセミナー」です。

最近、トレーニングが終わるとへろへろになっている自分がいます。年のせいで体力が衰えたという側面のほかに、一日いっぱい全力で対応してガス欠、エネルギー切れになっているのだと思います。それは、多分、受講者の方々も同じだろうと思います。

トレーニングでは集中力の限界は二時間とお伝えしながら、講師も参加者も二時間以上の集中をついついしてしまう「やばいセミナー」が誕生したようです。へろへろにはなりますが、充実感もあり楽しい一日でもあります。一度お試しください。


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