四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/10/15発行
 「仕事の見える化(可視化)」


今年の初夏から、トレーニングコースのカリキュラムを一部変更し、「仕事の見える化(可視化)」セッションをお客様の希望により実施するようにしております。

従来のコースでも受講者の方々の受講直後の評価や受講後数ヶ月のスキルの実施度合いは、かなり高い状態でしたが、この「仕事の見える化(可視化)」セッションを実施した事例では、受講者の反応は従来のコースより高い結果となっています。

以前はこのセッションは二日間コース以上のトレーニングで実施していたのですが、一日コースでも実施するようにして良かったと思います。正直なところもっと早く一日コースでも実施すべきだったと反省しています。

「仕事の見える化(可視化)」はここ数年、ホワイトカラーの生産性向上のひとつの取組みとして注目を集め始めているのですが、世間一般でいわれている「仕事の見える化」はポイントがずれているように思います。

それは、誰が「見える化」しようとしているかといえば「組織」であり、誰が「見える化」でご利益があるかといえば同じく「組織」にあるという取組みのしくみになっているように思うからです。

当方のトレーニングコースでは、誰が「見える化」をするかといえば一人ひとりの「個人」であり、ご利益が生じるのもまずは「個人」にという取組みの手法を紹介しています。

個人が自分の仕事ぷりの良し悪しをデータで把握できることによって、より成果の出やすい仕事の仕方にシフトすることができます。つまり一人ひとりの業務処理能力が向上することになります。その結果の副産物のひとつとして組織の生産性もあがることになります。

「仕事の見える化」は組織のご利益を追求すると継続もできませんし、ひとりひとりのモチベーションも上がりません。まずは一人ひとりの個人のご利益を考えて取組むとおもしろいほど成果がでること間違いなしです。

この件に興味がある方は、東京では10月23日(火)午後2時半から新宿ヒルトンでマイクロソフトさんと、名古屋では11月9日(金)午前10時から中部生産性本部さんとセミナーを実施しますので、ぜひともご参加ください。


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