四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2007/2/1発行
 「ホワイトカラーエグゼプション」


とりあえず、労働時間の適用除外に関する法律が当面は法制化されないことになりました。

今回のことを、法律としての問題と、法制化する過程の問題とに分けて考えると、個人的には悲しい気分になります。

まず法律としての問題について考えると、法律を作る側が、「仕事のしくみ」を全く知らないということです。これについては、当NPOホームページに緊急提言として、アップしてあります。まだまだ「仕事のしくみ」が世の中に認知されてないからだと深く反省すると同時に、自らの力不足に悲しい気分となってしまいます。

法制化の過程では、ビジネスコミュニケーションの稚拙さに思わず悲しい気分となってしまいます。訳のわからないカタカナ用語が一人歩きし、自分の思いを伝え、相手の気持ちを動かすためのコミュニケーションが全く逆に働いたように思います。

いずれにしても、時間予算が生じた訳で、次回、またこの法律が動き出す前に、今度は悲しい気持ちにならないように、タイムマネジメントの本質、ビジネス・コミュニケーションの本質を今まで以上に普及して行こうと思います。


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