四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2006/5/15発行
 「へぇ〜!?オドロイた!!」


サッカーのワールドカップ開催まで1ヶ月を切りました。先日テレビを何気なく見ていたら、スポンサー企業が募集した中学生のサッカー親善大使の任命式に中田英寿選手が出ていました。任命式のあと中田選手が親善大使となった中学生の質問に答えるというイベントが放映された時です。受け答えの中田選手にビックリ、思わず拍手してしまいました。

中学生「中田選手はワールドカップでどんなプレーがしたいですか?」
中田選手「自分の考えたこと、思ったとおりのプレーができるといいですね」

普通は、「イメージどおりのプレー」というところを、言葉を選びながら、じっくりとかみしめるように、「自分の考えたこと、思い描いたように」と答えるところに、彼の非凡なところを感じました。

さすが世界でプレーしている選手と拍手です。私は、彼の応答の中にコミュニケーションの極意を感じました。彼は、イタリア語も英語も流暢に話しますが、その前に、相手にわかりやすく自分の気持ちを伝えるというコミュニケーションの本質がしっかりと身についていると思ったからです。

今の中学生に「イメージどおりのプレー」といっても通じるでしょうが、そこをあえてかみ砕いて説明した中田選手に敬意と拍手です。


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