四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2005/12/1発行
 「表現の自由」


この本の特徴は「まじめにつくった」ということに集約されます。具体的には、

第一章で、この本の基本的な考え方、仕事の捉え方を説明してあります。人によってはこの章だけで仕事の進め方のヒントが得られたとか、手帳の活用の方法がわかったという感想が寄せられています。

第二章では、仕事のさばき方を手帳で実現するための10の技術を紹介してありますが、今までとの一番の違いは、その技術を「すぐできる」「ちょっとチャレンジ」「ぜひともやって」の3段階に分解して説明してあるところです。一つの技術を難易度別に3つの技法にまとめました。自分がどのレベルで仕事をしているかの判定になるだけでなく、仕事を上手にさばくためのステップアップの道筋にもなっています。これも今までの類書にはない取り組みです。(まとめるのは大変でしたが)

第三章は、定番の仕事の型を紹介しています。この三章を実践するだけでも仕事の成果は確実に上がるはずです。
第四章は、手帳を活用しながら組織変革に結びつける方法や、デジタルツールとアナログ手帳の使い分けも説明してあります。

最後にセミナー参加者の方々の「仕事の困った」を索引として、本書の何ページにそのヒントがあるかの逆引き目次もつけてあります。

本当にまじめにつくりあげましたので、是非ともご購入ください。

最後に筆者としてのお詫びと決意。ビジネス書のタイトルをつける権利は実は著者にはありません。出版社にあります。正直なところ今回の書籍のタイトルはどうかと思っています。このタイトルは書籍なので許されていますが、他の商品広告や商品名につけたら間違いなく公正取引委員会から指導を受けることになります。最上級表現や根拠の提示のない効能はご法度です。しかし、出版業界だけは憲法の「表現の自由」を根拠に許されています。また業界もそれに安心し他の業界では許されないタイトルづけが横行しています。

今後の私の著作については、出版業界に注意を喚起する意味も込めて、タイトルをつける権利を私に与えてくれない限り書籍は出さないことにしようと考えています。

売れています。重版にもなりました。そして、良い本です。ぜひともクリスマスプレゼントの候補として、ご検討下さい。


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