四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2004/11/1発行
 「4週間後のアクションポイント」


企業研修を行なう時は、研修終了後に、参加者の方に「4週間後のアクションポイント」を書いてもらうようにしています。

目的は、その研修が当方の目指すとおり実施できたかどうかの確認をするためと、受講後、4週間も経てば、研修で学んだことも忘却のかなたということが生じるので、それを防ぐためです。書いていただいた「アクションポイント」は、4週間後にご本人に届くように、実施した講師が参加者の「アクションポイント」にアドバイス等を記入し、郵送することにしています。
ここ最近の傾向として、特に参加者が、若手、中堅が多かったことも原因の一つだと思いますが、「学んだ内容をチームに普及する」とか、「上司にも説明し、組織的に取組みたい」とかのアクションポイントが目立ちます。従来は、各個人がこうしていたいとか、こうなりたいとかの「アクションポイント」が主流でした。チームや組織を巻き込んでの取組みが「アクションポイント」に記入される傾向が多い状況は、それほど、チーム、組織の仕事の進め方が「ガタガタ」になっている裏返しのような気がします。

そんな「アクションポイント」にアドバイスを書きながら、当方のスキルをもっともっと普及させなくてはと、決意をあらたにする今日この頃です。


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