四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2004/8/1発行
 「参加者の反応」


私は、普段はメガネをしていません。しかし、セミナーや講演の時はメガネをします。それは、参加者お一人お一人の顔の表情をじっくりと読み取るためです。興味や理解は、顔の表情に端的に表れます。その表情にあわせて、話し方や説明の仕方を変えるわけです。

ところで、最近、世の中の経済情勢と同じようにセミナーの参加者も二極分化が進んでいます。

目を輝かせて、身をのり出して参加なさる方と、さっぱり表情も読めず、何を考えていらっしゃるのかわからない参加者の方に、はっきりとわかれて来ているように思います。

これは、主催なさる企業の状態と相関関係にどうもあるようです。積極的に参加なさる方が多い会社は、多忙であったり、会社自体が活性化してますが、そうでない参加者が多い会社は、参加者の方も、私の話しがさっぱりわからないという感じで、そんな会社は、系列の中で、何もしなくても仕事がとれたり、制度疲労で何をやってもムダみたいな空気がただよっているようです。

しかし、確実に目の輝いている参加者が多いセミナーや講演が増えているのも事実です。徐々に日本も元気になりはじめている証だと思っています。


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