四隅の時間で
タイムマネジメント
■現場レポート

◎2004/5/17発行
 「三日坊主」


「三日坊主」という言葉があります。

こんな使われ方をします。「どうせセミナーを受けても三日坊主になるから」とか「私はどうも三日坊主が板についてるので」とかです。

当方のセミナーは、参加者の方々とのやりとり(会話)が多いので、「いいスキルを教わったので三日坊主にしない方法はありますか?」なんてのもセミナーを開催すると参加者の質問の定番となっています。

究極は「三日坊主にならないように性格を変える方法を教えてください。」なんてのもあります。

そんな時、私はこんな質問をすることにしてます。

「ごはん食べるの三日坊主になります?寝るの三日坊主にします?息を吸うの三日坊主にします?」と。

ほとんどの方は、「そんなの三日坊主にできる訳ないじゃないですか?死んじゃいますよ。」

「性格変えなくても、三日坊主じゃないこともある訳ですね。じゃ、何か好きな趣味あります?」

「音楽を聴くことですね。私の場合は」

「それは三日坊主になりますか?」

「いいえ、なりません。」

「じゃ、生死にかかわることや好きなことは三日坊主にならないんですよね。性格を変えるのは大変ですが、タイムマネジメントは好きになれそうですか?」

「ええ、セミナーに参加して良かったです。タイムマネジメントのイメージが変わりましたから。」

「好きになったのなら、多分大丈夫ですよ。三日坊主にはなりません。安心してください。」

「でも今までの自分を考えると自信ないなぁ。」

「三日坊主になることもあるかもしれませんが、それは、タイムマネジメントが必要ない時か、必要だと気づいていない時ですね。または、嫌いになった時かもしれません。そんな時は、やらなくて結構です。必要になったら、やればいいんですよ。それでも今よりは成果が出ますから、安心してください。」

と、私は、お伝えすることにしています。


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