【従来の考え方】 【マネジメントスペクトルの考え方】
個人
チーム
チーム
個人

チームを動かすには、個人に大変な
ストレス、プレッシャーがかかる
個人がちょっと変わると、
チームは大きく変わる

組織の統制が強化されると個人の主体性は埋没する危険性が高くなる。一方、個人の主体性を強化すると組織の統制は弱くなる危険性があると思われているが……

2. 「個人の主体性」と「組織の統制」は表裏一体

「仕事のスペクトル」理論では、あらゆる仕事には7つの要因があり、その要因は個人の主体性でコントロールするものと、組織の統制でコントロールするもののペアで成り立っていると考えている。

   個人の主体性
仕事の要因
         組織の統制


強化

方向
|↓
開始
←――――
投下時間
――――→
期限
↑|



↑|
←――――
動   機
――――→
目標
←――――
優先順位
――――→
実績
責任
←――――
役割分担
――――→
権限
納得
←――――
意思疎通
――――→
調整
専門
←――――
機   能
――――→
業際
判断
←――――
機   構
――――→
規範

個人の主体性でコントロールするものと組織の統制でコントロールするものは別物で表裏一体。

3. 良いチームのつくり方

新人から社長まで、個人が主体的にコントロールする7つの分野のマネジメントに一丸となって取組む。取組む順番は開始、質、目標‥の順に行う。
社長は全社の、部長は部の、課長は課のルール(方針、行動規範等)を策定し、チーム員に提示、指導する。
チーム実績向上プログラムを定期的に実施し、個人の主体的コントロール分野と組織の統制すべき分野のバランスを計り、ノウハウの蓄積を行う。

4. 良いチームをつくる三つの技術

                 
T役割分担(委任) U会議 V実績向上計画
仕事のコンテンツづくり
仕事に時間を貼り付ける
仕事に人を貼り付ける
委任のテクニック
 
1)仕事全体(目的、質、量)
 2)優先順位
 3)フォローとチェック
納得造りの場
 (結論は大切ではない)
リーダーシップと
    メンバーシップ
会議の方程式
単一目的
少人数
終了時間
議長の役割
フォローとチェック
ノウハウの蓄積
委任と会議を掛け算する
成功要因と伸展ポイント
失敗要因と改善ポイント
定期的に行ない、記録に
 残す
仕事のコンテンツを評価
 する
人的属性は評価しない
個人でも行う

主   催
NPO法人 日本タイムマネジメント普及協会
情報提供
(株)仕事の科学研究会
賛   助 タイムシステム